三田佳美 先輩
海老名商工会議所前会頭
サン インテルネット株式会社 代表取締役会長
海老名JC 1989年度卒業
※JC…青年会議所((Junior Chamber)は20歳から40歳までの青年経済人が集まり、地域社会のために活動する公益団体
理念でつながる、人と地域~原点とこれから~
海老名のまちづくりと経済を長年支えてきた、海老名商工会議所前会頭・三田佳美氏。30歳のとき、海老名青年会議所の草創期から活動し、以来、経営者・地域リーダーとして多くの人とまちを育ててきました。今回、三田先輩がJCで得た学び、そして現役メンバーや、まだ入会していない次世代へのメッセージを伺いました。

海老名JCへ入会
Q. 青年会議所(JC)に参加されたきっかけを教えてください。
学生時代に起業し、以来仕事一筋でしたが、JCの立ち上げの話を聞き、“こんな素晴らしい団体があるのか”と感銘を受けました。社会貢献と自己成長を両立できる組織であり、しかも“自ら作り上げていく”という点に惹かれました。仕事一辺倒だった私にとっては、まさに“別世界”。ワクワクしたのを今でも覚えています。
JCでの学びと変化
Q. JC活動を通して、どのような学びがありましたか?
多様な人たちと、理念・目的を共有し行動した経験を通して、経営にも理念が不可欠だと自然に学びました。社会奉仕を通じて“人のために動く充実感”を感じたのも大きな財産です。それまでの私は“自分は正しい”というスタンスで物事に向き合ってきましたが、JCで人の立場や想いを理解する大切さを学び、経営者としても一皮むける経験になったことと感じます。

JCで培った“理念と行動”は、今も多くの経営者やまちづくりの現場で生き続けています。海老名JCは創設から半世紀を経て、次の世代へとバトンが渡されようとしています。「自分を磨き、まちを動かす」その原点は、私自身、今もここにあります。
経営と地域への想い
Q. 海老名商工会議所の会頭を務められた経緯を教えてください。
“海老名に何か貢献しなければ”という気持ちはずっとありました。とはいえ、商工会議所内においては、役職も何もないところからオファーを受けたので、当初は会頭就任を辞退したのですが、“自分の経験が地域経済の役に立つなら”とお受けしました。商工会議所では海老名の魅力を地域の事業者から発信するプロモーション事業「EBINA PRIDE」に取り組みました。海老名の人は“海老名には何もない”と言いがちでしたが、外から見ると本当に魅力的なまちなんです。私自身は、長らく海老名から離れてしまっていた期間もあり、そうした点から〝外から海老名をみる〟ことができます。海老名は本当に良い街で、良いところは沢山あることが多くの人に伝わればと思い、プロジェクトを実施しました。

現役メンバーへの期待
Q. 現役のJCメンバーにどんなことを期待されていますか?
JC時代(20〜40歳)は、人生で“最高の時間”といえます。仲間を作り、理念を共有し、挑戦できるこの時期にどれだけ本気で取り組めるかが大切。今の若い世代は、良い意味で過去の考えに縛られていない。私たちの頃よりも、行政をはじめ多くの他団体が若者の考えを取り入れようとしている中で、JCという存在は貴重であり、“インパクトのある活動”をしてもらいたいですね。

入会を考える方へ
Q. これからJCに入ろうと考えている方へメッセージをお願いします。
JCの魅力は“社会貢献”と“自己成長”が同時に得られること。机上の学びではなく、自ら動いて体験できる場所。さまざまな業種や考え方の人と出会い、視野が広がる貴重な時間になります。一つ大切なアドバイスをするならば、≪絶対に卒業すること≫。途中で辞めるのは本当にもったいない。色々な事情があるとは思うので、休会しても良い。それでも卒業まで続けることで、人生に大きなプラスになります。
