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【特別授業レポート】理事長・鈴木輝彦が、母校・海老名小学校で特別授業! テーマ「地域貢献」〜 未来をつくるのは、君たち~

2025年6月20日、海老名青年会議所理事長の鈴木輝彦が、母校・海老名小学校の6年生と一緒に、「地域貢献」について考える特別授業を行いました。この日のテーマは「地域貢献」。まちづくりに取り組んでいる“ちょっと先を行く大人”として、理事長が自分の経験を語りながら、先生や子どもたちと本音で語り合いました。

 

児童「どうして“まちづくり”をしようと思ったのですか?」

鈴木:20代前半の頃、海老名に「ららぽーと」ができると聞いて、便利になると思う一方で、“海老名がどこにでもあるまちになるかも”って、少し違和感を感じたんだよね。もちろん、無いよりは有る方が良いのだけれど、≪まちが、少人数の意見によって作られていっちゃうんだなぁって≫。

そんなことを思ったときに“自分が動かなきゃ”ってスイッチが入った。≪まちは、みんなで作っていくものでしょ≫って。当時は東京で勤めていたんだけど、会社を辞めて、地元で出来ることをしようって思ったのが、まちづくりに携わるきっかけです。

児童「地域の課題とは?地域貢献とは?」

子どもたちが考えた意見や質問が、たくさん出ました。

  • 地域の行事(交流)が減っていて、ちょっとさびしい
  • 地域の人が支え合っているのが〝地域〟だと思う。けれども、関係性が薄まっているのが、今だと思うけど、どう思いますか?
  • 自然が少なくなってきている
  • 地域の人とのつながりが弱くなっている気がする
  • 地域って何?どうやって関わったらいいの?

鈴木:足りている部分もあるし、足りていないところもある。みんなが感じているギモンは、どれも間違っていないと思う。一様に答えは出せないのだけれど、それぞれが感じていることを考えることが大切だと思う。

また、地域貢献といっても色々なことがあるよね。正解はないけれど、いえるのは、皆が〝何をやっても〟地域貢献になる。そんな中で伝えたいことは、「質」「量」「時間軸」を考えることについて。具体的にいえば、「何をやるか」「だれとやるか」「どのくらいの規模でやるか」「いつまでやるか」などです。〝今〟をみながら〝将来〟を考えて、そして、今に戻り〝なにをするか〟ぜひ考えてみてください。

 

児童「質の良さとは?」

鈴木:「海老名らしさ」が感じられることかな。例えば、地域の人の顔が見えるお店が多いとか。〝文化〟を醸成させられることが出来たら楽しいなと思う。

児童「海老小6年生では、〝鼓笛隊〟で地域貢献ができればと考えているのですが、地域貢献になりますか?また、アドバイスをください。」

鈴木:鼓笛隊が学校という枠を越えて、地域に出ること自体が地域貢献といえる。海老名にある団体は色々あるので、コラボレーションしたりしながら、ぜひ進めていってほしい。大切にしてほしいのは「本気で地域を盛り上げていこう」と思う人たちと、協働することです。

 

児童「仕事をやりながら、ボランティアをするのは、とても忙しいと思うのですが、その原動力は何ですか?」

鈴木:これは、海老名が好きだから、としか言いようがないですね。自分の思いや行動というものを地元に注いできた結果、今、自分自身が豊かになっていると感じています。ある行動によって人が繋がったり、逆に、人と繋がったことで行動に移せたり、と自分自身の為になっていることばかりです。

 

児童「最後に、応援メッセージをお願いします。」

鈴木:大切にしてほしいキーワードは「共感」。どんなに小さくても良いので、自分たちが考えたことをやってみる。そして、その行動を他の方に知って(共鳴して)もらう。それをしていけば、地域が変わる瞬間につながると信じて、何事にもチャレンジしてください。

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