理事長紹介 of 社団法人 海老名青年会議所  「信 義 友 愛」 目指せ えびな市民家族 ~夢・無限大!海老名JCここに在り!~

理事長紹介

理事長所信


 第30代理事長 内野 一成 

はじめに 「使命」


「今一度、日本を洗濯致し申し候」これは幕末の志士、坂本龍馬が姉の乙女に28歳の時に綴った手紙の一文です。私たちの生きる現代の日本においてもこの言葉を目にしたら決して無視をすることは出来ない程の国家の状態であると認識します。少子高齢化の一層の進行。百年に一度と言われる世界的経済危機。地球温暖化に見る自然環境の変化。将来の見えない政治への不満、不安。そして親子であっても傷つけ合う、目を覆い、耳を塞ぎたくなる様な凄惨な事件の数々。明るい未来はどこにあるのか。私たちを取り巻く環境は安寧と呼ぶには程遠い状況であります。しかしながら、その様な環境下であっても私たちは歩を進めねばなりません。それは親から子へ子から孫へと続くが如く自然の摂理であり、私たちが歩を止めることは決して出来ませんし止めてはならない事です。
その為に我々JCは先ず現在の取り巻く環境を正確に把握し、そして失敗を恐れず「挑戦する心」を失う事無く日々を活動します。この国を洗濯するのは私たちであります。我々青年が率先して社会に関わり、愛するまち愛する祖国を動かして行こうではないか。JCはその座標軸となり汗を掻く事を惜しまず地域の先導者として進もう。この気概を使命とし私たちJCはこの使命を必ず達成出来ると信じ行動しよう。今再び現代の志士として「今一度、日本を洗濯致し申し候」


海老名JC30歳 「~夢・無限大~」

本年、社団法人海老名青年会議所はお陰様で創立30周年を迎えます。これは多くの皆様よりのお力添えの賜物であります。そして29年の歴史を築いてこられました先輩諸氏の皆様に心底より感謝を申し上げます。1981年に熱く燃えた理想を掲げ、県内19番目のLOMとして海老名青年会議所は未来へと力強く歩み始めました。設立当時の先輩の皆様におかれましては、並々ならぬご苦労があった事と推察致します。29年の歴史の中で築き上げた伝統。多くの市民にご参加を頂いた数々の事業。まちに愛され必要とされる海老名JCを継承することが組織としての最大の責務であります。今日まで先輩諸氏の皆様が流してこられた多くの汗、その汗が生み出した様々な感動に「追い付き」「追い越し」「伝える」ことが連綿と続く海老名JCの伝統であると思います。
これからも先輩の皆様が築き上げた伝統に倣い、まちに多く関り海老名JCを市民の皆様に更に認識して頂き、高い理想を掲げたくさんの汗を流して限り無く進んで行きましょう。「目指せ!えびな市民家族~心とこころの協奏(ハーモニー)~」海老名JC30歳、これよりも未来へ奏でる夢は無限大です。


“信”ある組織 「信頼ある公益法人を目指して」

「権利を主張するのであれば、先ず義務を果たせ」私たちを始めとする現在の青年世代の多くは、個人の自由の尊重を声高らかに主張して育ってきたのではないでしょうか?個々の意思の尊重も勿論大事なことではありますが、それ以前に果たすべき義務を私たちは果たしているのであろうか。「時代が悪い、政治が悪い、とにかく今の世の中が悪い!」果たして全てがそうなのでしょうか?私も時にその様に思ったり、評したりしてしまいます。しかし良くも悪くも現在の自分を取り巻く環境は自分が作り出したものであると認識します。私たちが公益法人を主張するのであれば、公益法人としてやるべき事の義務をしっかりと果たして行きましょう。JCは自立した組織(公益法人)です。一定のルールはありますが、他者から活動内容や目標を強いられる事はありません。自ら努力をして自らの目標に向かって行動すること、その積み重ねこそが組織の活力となる。その一つとして本年は今まで調査研究して参りました、公益社団法人格申請についての判断をしていく所存です。それは改めて自身を顧みる良い機会とも捉えます。但しここにご理解を頂きたいのは、我々海老名JCは既に公益活動集団であり、公益社団法人格取得が“信”ある組織の全てではありません。日々の責任ある青年としての行動こそが“信”ある組織を形成します。自身に責任ある信頼ある公益法人を目指して行きましょう。


“義”ある共育 「昨日より少し大人になった子どもたちへ」

私も三人の子の親であり、JCの仲間も同じ様に子育てに奮闘している方が多くおられます。大人として正面から向き合わなければならない社会問題の数は日々無尽蔵に増えております。子育て世代としての責任は重大であります。そんな責任重大な私たちが日常生活の中で諸問題に対し、解決に向かってどの様な努力をしているのかを改めて考えましょう。大人以上に子どもたちは私たち大人を見ています。そして私たちが考えている以上に日々成長して行きます。親の背中であり地域の大人の背中を見て育った子どもは「時代背景」「社会背景」をありのままに写す鏡であります。そんな子どもたちの姿は即ち私たち大人の姿でもあります。大人の社会常識の欠如や道徳心やマナーの低下は結果として子どもたちの姿となる。今重要なのは私たち大人こそが改めて我が身を省みて改心する努力が必要であるということ。更に私たちJCは仲間の為に汗を流すことも厭わない「義」を重んじる良き精神を持っています。「義」とは義理であり道徳であります。この精神の伝播に努め私たちも共に育んで行きましょう。先ず私たち大人が変われば、きっと子どもも変わります。そんな「義ある大人の背中」を見せて次代を担う子どもたちへ繋ぐ為に、地域の大人としての責任を自覚し直接的、積極的に子どもたちに関わって行きましょう。


“友”ある人生 「友情、そして生涯の友へ」

「同じタイプの人間とは足し算にしかならないが、異なるタイプの人間とは掛け算になる」まさにJCです。「志し」は同じでも仕事や家庭や性格や今まで生きてきた環境はそれぞれ異なったものであるはずです。そんな私たちが一つの物事へ真剣に関わった時のパワーは普段の生活では経験出来得ない意識の統一された「熱」となります。その「熱」に因って共に流した汗は自身の力となり仲間としての友情へと変わります。しかし「熱」を生み「汗」を流すには当然の事ながら積極的な活動の参加が必要となります。けれども仕事や家庭がある中で参加をしたくても制限が生じる場面もあると思います。その様な場合は仲間として最大限のフォローアップは勿論ありますが直接的に参加して得るものとの差は大きいものであります。JCはやればやっただけ実になる。汗を流せば流すほど自身のスキルアップになり仲間との友情もより深まります。みんなで知恵を絞って考え行動した事業や例会、そこに至るまでの時間の共有。更に仕事とは違う自身の利益を顧みない活動。そして一つ事を達成した時の仲間の「絆」。気が付けば生涯の「友」と呼べる真の仲間となっています。そんな私たちの活動を市民へ向け積極的に発信することで、ひいては同じ世代の人間に共感をしてもらい、更には共に汗を流せる仲間として活動に参加を頂く事が可能となると思います。一人では伝えられなくても二人、三人なら伝わる事がある。メンバー全員が協力して拡大に挑んで参りましょう。今日までの海老名JCのブランド力と私たちの現在進行形の「汗」に因って「共汗(共感)する仲間」を一人でも多く作って行きましょう。


“愛”ある故郷 「大好き!えびな市民家族」

 祖国があなたの為に何ができるかを問うより、あなたが祖国の為に何を行うことができるか問うてほしい。今の世の中は自己中心的な考えが未だ蔓延していると思います。「自分さえ良ければいい」このような考えが、実は回りまわって自分の環境を悪化させてしまっている事に気付かないでいるものが多く存在しています。
私たちの海老名は県央地域の中心的なまちとして発展を遂げています。現在の社会情勢を考えると海老名の発展は特筆に価するものと思います。海老名駅前における開発や高速道路の建設。更には大規模な区画整理事業。魅力あるまちと認識され増え続ける人口。近隣地域からはまさに羨望の眼差しを受けております。しかしながら人と人との「ふれあい」であり「信頼関係」といったものはまちの成長と比例して果たして発展しているのか。残念ながら私は人間関係の希薄感は拭いきれないと感じます。これを払拭する為には自分の恩恵を考える前に、自分の行動が周りにどのような恩恵をもたらすのか。少しの勇気と変化が愛するまちを愛する祖国をどれだけ豊にするかを知ること。世界を変えるには先ず自分が変わらなければならない。他人を心底信じられ認め合えるまち。そして自分の「家族」「地域」「祖国」を「大好き!」と声高らかに堂々と言える社会。それこそが私たちが目指す「えびな市民家族のまち」であると私は思います。少しの勇気と意識変革により愛が溢れる故郷「えびな市民家族のまち」が実現出来るのです。先ず私たちJCから変わって行きましょう。

いざ小田原! 「心ひとつに」

本年、日本青年会議所第59回全国会員大会小田原・箱根大会が開催されます。私たち海老名JCも副主管LOMとして参加をします。新たなる全国大会支援のスタイルとして金銭的時間的な協力だけではなく各LOMへ副主管益を還元出来ないか考察する試みがされます。また神奈川ブロック協議会としても支援委員会を設立しバックアップ体制を整えます。海老名JCとしても大会支援は元より参加するメンバーのバックアップ体制を万全とする為に出向者渉外窓口を設置します。「神奈川はひとつ」同じブロック協議会の仲間として社団法人小田原青年会議所を全面的に支援し、私たちもこの機会を重要なチャンスと捉え会員相互の意識高揚を図り、海老名JCも多くを発信して行きましょう。そして各人が一人のJayceeとして未知なるスケールの大きな事業へ挑戦して行きましょう。


そして 「海老名JCここに在り!」

私と海老名JCとの出会いは1993年のことでした。その時は入会に到りませんでしたが、熱心に私に入会を勧めてくださった先輩の「待っている、君が必要だ」という言葉に感銘を受け、いつか入会する時は自分からお願いして入会させて頂こうと思いました。当時の私は家業の仕事を始めたばかりで右も左も解らない状況で日々勉強の毎日でした。時が経ち2001年に私は海老名JCの門を叩きました。出会いより8年の歳月を経て入会に到りました。入会以前より何度か例会等にオブザーブ出席をしておりましたので、活動や会の雰囲気等はそれとなく存じておりました。しかしながら入会して暫らくは何となく参加している程度の意識の低い実に中味の無いものでした。ところがある時、先輩から見せられたビデオが私のJCに対する意識を大きく変えることになります。それは東京JC(当時は東京青年商工会議所)の設立趣意書の一文でした。「新日本の再建は我々青年の仕事である・・・。」時代背景は別として何てスケールが大きくてストレートなのだ。この設立趣意書の基、初代理事長に就任した三輪善雄氏も当時28歳でありました。若くして大志を抱かれていた事に正直、焦りとも言うべき思いが胸を突き刺しました。「真剣にJCをやってみよう!」それから9年、多くの経験と多くの仲間に出合い多くの感動をJCより頂きました。今ここに自分があるのは両親のお陰であり、JC活動に参加が出来るのは家庭や職場の理解と支援があってこそ成り立つ事を忘れてはいけません。こうした周囲の人々の為にも与えられた機会を決して無駄にする事無く前向きに活動し、自分を取り巻く全てに感謝の気持ちを忘れず、そして自分の生きる道にJC活動を最大限に活かして参りましょう。  
むすびに本年メンバーの皆様に是非お願いしたいことがあります。それは海老名JC全メンバーと言葉を交わすこと。またと無い海老名JC2010年度の時代を共有する仲間です。先ず「自分がここに在り!」互いを高め存在感を出して行きましょう。その存在感の融合こそが、ひいては海老名JCの在るべき姿となって行くのです。
微力ではありますが熱き魂を胸に秘め、30年の歴史を背に「海老名JCここに在り!」の誇りを持って邁進する事をお誓い申し上げ、第30代理事長としての所信とさせて頂きます。よろしくお願いします。

2010年度スローガン
目指せ!えびな市民家族 
~夢・無限大!海老名JCここに在り!~

2010年度テーマ
「信 義 友 愛」



基本方針
1 みんなで創ろう30周年の感謝のかたち
2 公益法人としてのLOM創りの実践
3 大人の背中を見せる共育の実践
4 今こそ真剣勝負、共汗する仲間創り
5 意識変革でえびな市民家族を実現
6 いざ小田原!Jayceeとしての挑戦