用語集

青年会議所に関する用語の紹介をいたします。

AOY

アクセント・オン・ユースの略。青少年開発のこと。その地域社会に住む青年を参加させて、地域社会の開発の為により良き道を見出すよう青年達を助ける方法を提供するプログラムである。1970年にダブリン世界会議でカテゴリー(主要事業)No.1プログラムに採択された。

アクティブメンバー

スリーピングメンバーの反対の意。全体の中の個人・個人であっての集団でることの自覚を持ち、そして責任を果たし、社会開発と自己開発に挑戦し、活発に行動する会員のこと。

アジェンダ

理事会や委員会等を運営する時の式次第のこと。

アテンダンス

総会・例会・各会合に出席するこという。そして出席の証しをアテンダンスカードと呼ぶ。

アドバイザー

パネルディスカッションなどの討議会の時に、会議を進行させる為に助言を行う講師のこと。

『WE BELIEVE』

日本JCは、対外的・体内的な広報活動の強化と拡充を図るために、月刊誌『WE BELIEVE』(毎月1回15日発行、A4版)を全会員に配布している。

エリアコンファレンス

国際青年会議所は世界の加盟NOMを地域別に4つに分けている。エリアA・B・C・Dの各地域で年1回5月から6月に行われる総会をエリアコン ファレンスと呼び、エリアBのコンファレンスは、ASPAC(アジア太平洋地域コンファレンス-ASIA PACIFIC AREA CONFERENCE )と言う名で親しまれている。
エリアA - アフリカ・中近東  エリアB - アジア・オセアニア
エリアC - 北・中・南米  エリアD - ヨーロッパ

エントリー

褒章獲得や、又は大会誘致等々の為に立候補申請するということをいう。または出向者の推薦及び登録のことをいう。

ガイダンスメンバー

オリエンテーション、委員会等でガイダンス勉強期間中の新入会員の呼称。

カテゴリー

本来の意味は、同一性質のものが属する部類を指すが、国際青年会議所では、重点事業の項目のことをいう。

業種別部会

同業種に従事する会員の集いで、JC運動を縦軸とした場合、横軸として意義づけられている。同業者がJC運動から得た社会的責任、経営理念を実践する為の研究の場となっている。現在、40の業種別部会がある。

京都会議

日本JCが毎年1月に、京都国際会議場で行う会議のこと。年度の事業計画・予算の決定・事務引継ぎ等が行われる。

KJ法

川喜多二郎氏によって開発された創造力開発の手法。紙切れ法とも呼ばれ、本調査に関連があるか否かの判断をしないで、ひたすら情報をカード化し、 その後に、ある一定の方法でこれを組み立てて判断するという手法。例えば、グループごとに話し合い、全体会議で発表しまとめていく。

コーディネーター

会議の際に、それまで出された意見を集約、調整し、会議を進行させる担当者。

国際協力支援の会

国際協力・ボランティア活動の研究を行うと共に、国内外に対する支援事業を通じ、人類愛に基づく奉仕の精神を育み、世界の平和と人権の尊重に寄与することを目的に設立された。

CD

コミュニティ・ディベロップメントの略。社会開発のこと。

CRA

コミュニティ・リレーション・アプローチの略。企業と地域社会の信頼関係をうちたてる方法。

コロッキー

パネルディスカッションと同様の形式による会議法で、途中専門家が追加出席して意見を述べ、討論が一方的な方向へ行かない様にコントロール出来る。

サマーコンファレンス

JCの主要テーマである『まちづくり』『国際貢献』『環境』を中心に、検討・研究する大規模なセミナーのこと。また、その検討・研究の成果を提言として発表している。93年まで続いていた青年経済人会議を発展させた会議でもある。

三分間スピーチ

LD手法の一つで、電話1 通話の時間内即ち三分間で自己紹介から始まり、テーマにそったスピーチを完了させる方法。

JAYCEE

青年会議所会員個々人のこと。(但し、この使い分けは英語圏のNOMではそれ程厳密ではない。)
日本JAYCEEの人数は37,720名(08.1.24)

JC

JUNIOR CHAMBERの頭文字をとったもので組織としての青年会議所の意。
1918年以前、『若い市民(Junior Citizens)』が最初の由来。

JCI

JUNIOR CHAMBER INTERNATIONALの頭文字をとったもので、国際青年会議所の意。
各国青年会議所の連絡・統合・調整機関で、本部はアメリカ・ミズリー州セントルイスにある。

JCデー

日本において最初に青年会議所運動が開始された1949年9月3日を記念して、毎年9月3日をJCと称している。

シスターJC

国際青年会議所に加盟している国家青年会議所及び市単位、県単位又は各地青年会議所の相互間の親善と友好の為に、相互の交流を行う締結関係を結んだ青年会議所のことで、姉妹JCともいう。

じゃがいもクラブ

ゴルフを通じJC理念の涵養を図り、現役会員とOB会員の親睦を図ることを目的に設立されている。

出向者

各地青年会議所より国際青年会議所・日本青年会議所・地区協議会・ブロック協議会へ役員や委員として出て行くメンバーのこと。

新年三部作

総会・新年式典・祝賀会

シンポジウム

語源はギリシャ語といわれ、親しい者同士がなごやかに食事をする意である。ある大きなテーマを中心に多くの報告者によって各々の立場から関連した ことが講演形式によって述べられる。この特徴は、討論のないことと、あらゆる立場からテーマについて浮き彫りにされるということである。討論は行われない が、各報告に対する質問は許される。

スポンサーJC

青年会議所未設立の地域の青年有志に働きかけ、設立を指導援護する青年会議所のこと。

スリーピングメンバー

資格を持ち、活動が義務づけられているにもかかわらず、その活動及び例会・総会などにも積極的に参加しない会員のこと。

青年経済人政策研究会

地域での政策策定能力のある会員の育成、支援や全国的な政策発信活動の支援等を行っている。

正副

理事長・専務・副理事長

セネター制度

JC終身制度のことで、JC運動に多大なる貢献をしたメンバーをLOMが承認・推薦し、NOM及びJCIの承認を経てその資格-終身番号が与えられる。与えられた終身番号は、会員の死後も永久に残るという名誉ある資格である。

セミナー

大学の教育方法の一つ。講師の指導のもとに参加者が集って、討議して進める共同研究のこと。

地球市民財団

発展途上国の自然災害、住民の福祉、教育に対し助成を行い、地球社会の発展と平和に寄与することを目的に設立された。

地区協議会

日本青年会議所としての事業計画・方針などを各ブロック及び各LOMに伝達浸透させ、また一方では、各LOMの事業活動・意見などを、日本青年会議所に報告連絡する為の機関である。現在、日本青年会議所は10区分されており、10の地区協議会がある。
北海道・東北・関東・東海・北陸信越・近畿・中国・四国・九州・沖縄

チャーターメンバー

各地青年会議所が設立された時に入会した初代会員の呼称。

直前会頭・直前理事長

単年度制をとっているJCでは、日本青年会議所前年度会頭を直前会頭、LOMの前年度理事長を直前理事長と称している。地区・ブロックでは直前会長と呼ぶ。

NOM

NATIONAL ORGANIZATION MEMBERの頭文字をとったもので、国家青年会議所の意。例えば、日本青年会議所は、国際青年会議所の中の1NOM(国家青年会議所)。

日中友好の会

全国中華青年聯合会との交流を行い、文化、経済への支援等を行っている。研修生の受け入れ事業等の歴史を持つ。

日本JC共済会

一般の共済会と同様にJCメンバーの福利厚生を目的としているのと合わせて、日本JC、LOMの財政基盤を充実させている。

日本JC・シニアクラブ

日本JC・シニアクラブは、JC卒業生同窓会として相互の親睦を図るとともに、現役活動を影ながら援助しようという目的で1960年に設立された。JC卒業生なら誰でも入会出来る。

日本JCセネタークラブ

セネター制度によって登録された会員の有志の組織で、セネター相互の交流のほか、JCIへの貢献活動を行っている。

人間力大賞(旧TOYP(トイップ)大賞)

各地で、様々な分野で、素晴らしい考え方を持ちそれを実践し、まちの地球市民として活動を続けている将来性のある若者(TOYP=傑出した若者)の功績を讃え、その運動を広く紹介するとともに、そこから学ぶことを目的としている。

認承証伝達式

新規に設立を承認されたJCに対し、日本JCからその認承証が正式に伝達される時の式典である。

バズセッション

討論方法である。まず皆が発言出来るような小グループに分け、ここで個人個人の意見を自由に表現させ、その意見を調整し、持ちより、全員参加の総 会を開く。即ち全員に発言を許し、会議の結論に貢献させる方便として考えられた。この小グループによる話し合いの過程をバズセッションという。

バッジ

1930年にダーワード・ホーウズ氏によってJCマークをデザインしたのである。ダーワード・ホーウズ氏1930~31年のアメリカJC会頭。

パネルディスカッション

パネリストによる密度の高い座談会である。多くの者が全員討議するかわりに数名のメンバーを選んでそのメンバー間で自由に討論してもらう形式。

パネリスト

パネルディスカッションを行う時に、各分野から出席する数名の意見発表者のこと。

ブレーンストーミング

皆が集まって、あらかじめ議題を定めず、何人にも拘束されずに自由に自己の創造的アイディアを思いつくままに出していき、集団の集中的ディスカッションによって良い考えを発見・発展させようとする方法。(集団的創造開発の方法)

フィリップ66方式

バズ方式に似たもので、多人数の場合小グループ(6人)に分け、6分間という時間を定めて短時間に集中的に各グループが会議を行う方式のこと。66式討議ともいう。

FC構想

フューチャークラブ構想の略。青少年が手をつなぐ運動のこと。地域社会にある既成の青少年グループ。会員自身の子弟、会員の経営する企業内の勤労青少年などを始動団体として、明日の日本の為の広場づくりを進める働きかけのことである。

ブロック協議会

日本青年会議所及び地区協議会としての事業計画・方針などを各LOMに伝達浸透させ、また一方では、各LOMの事業活動・意見などを、日本青年会 議所及び地区協議会に報告連絡する為の機関である。現在、日本青年会議所には47ブロック協議会があり、主な事業としては、各ブロック会員大会がある。
<神奈川ブロック>横浜・川崎・横須賀・小田原・平塚・三浦・秦野・逗子葉山・鎌倉・相模原・藤沢・茅ヶ崎・厚木・寒川・伊勢原・大和・座間・綾瀬・海老名・津久井・あしがら

MD

マネージメント・ディベロップメントの略。経営開発のこと。

MIA

マネージメント・イン・アクションの略。より高き経営者像を求めてという経営開発マニュアルの主流プログラム。

まちづくり市民団体

市民が主体的に行うまちづくり運動の研究、提案、助成を行い地域の発展に寄与することを目的に設立された。

マニュアル

手引き書のことで、日本JCには組織に関するもの、運営に関するもの、事業に関するもの等多くのマニュアルを持っている。

LD

リーダーシップ・ディベロップメントの略。指導力開発のこと。

LIA

リーダーシップ・イン・アクションの略。LDが発展拡大したものである。個人と集団の指導力を開発するプログラムで、実践指導力開発と邦訳されている。1968年のマルデルプラタ世界会議でカテゴリー(主要事業)No.1プログラムに採択された。

ロシア友好の会

民間外交に貢献することを目指し設立。ロシア研修生の受け入れ支援や訪ロミッションの派遣、北方領土返還運動支援等を行っている。

LOM

LOCAL ORGANIZAITION MEMBERの頭文字をとったもので、国家青年会議所の中に属する各地青年会議所の意。現在、日本青年会議所の中には711LOMがある。

ロバート議事法

ロバート・ルールズ・オブ・オーダー。多数者の権利・少数者の権利・個人の権利・不在者の権利の4つの権利を基本的な原則として行う会議運営の方法。これは国連をはじめ、世界各国で採用され、国際青年会議所・日本青年会議所でも正式に採用されている。

ワールドコングレス

国際青年会議所が主催し、年1回開催される世界会議のことで、国際青年会議所の事業計画・予算の決定・役員選出・褒章の授与・翌年度の開催地の決定などが行われるJCIの最高の意思決定機関(総会)。