海老名青年会議所

理事長所信

紹介

 

第37代理事長  今泉 直人

 

はじめに

日本は、戦後、荒廃した中から資本主義的復興を目指し、劇的な経済成長を成し遂げてきました。しかし、現在、先の見えない経済状況は、資本主義経済の限界とも言われています。資本主義経済を進めてきた結果、日本人の精神性でもある「利他の精神」は影をひそめ利己主義が横行する時代へと変化してきました。しかし、東日本大震災や熊本地震の際に互いを思いやるという「小さな灯」が垣間見られました。その灯をともし続ける努力をしなければなりません。今、日本は、危機的状況にあります。少子高齢化、景気の低迷、外交問題など様々な問題が山積する中で、解決への糸口が見えているようで見えていないのが現状ではないでしょうか。国際社会との協調も大切ですが、日本固有の文化と精神性を継承し、日本人の心と伝統をつなげていく必要があります。

そして、希望を感じにくいこの世の中を打開していくのは、私たち青年が中心となり行動をしていかなければなりません。その運動をひとつひとつ海老名から発信していくことが私たち海老名青年会議所の責務であると考えます

2017年度スローガン

「報恩感謝~未来へつなげよう~」

基本方針

  • 共に活動をする同志の発掘
  • 郷土愛を高めると同時にまちを活性化させる事業の展開
  • 青少年だけではなく大人も共に育む事業の展開
  • 地域に活躍するリーダーの育成
  • 海老名青年会議所の存在意義の構築と発信

1.創立宣言文

今ここに、理想に燃えた若人が集まり、明日に向い、力強く歩みはじめた。

我々は、修練・奉仕・友情の三信条を基に歴史を見つめ、明るい豊かな街づくりに、青年としての英知と、勇気と情熱をもって、貢献することを誓い、ここに海老名青年会議所の創立を宣言する。

1981年にこの創立宣言文を基に海老名青年会議所は立ち上がりました。これは、海老名青年会議所にとって不変の精神であります。

2.拡大なくして成長なし

現代社会において、私たちJAYCEEが行うべきことは無数にあります。そのためにも、会員拡大が重要な事は認識していますが、会員数の減少に歯止めがかからないことが現状です。我々海老名青年会議所が、積極的なJC運動を地域に展開し、影響力を高めていくためには、多くのメンバーを集うことが必要です。

私たちは「明るい豊かな社会の実現」に向け、地域の未来を真剣に考え語りあうことから始め、地域の為に必要とされる団体になることを意識することで魅力ある組織となり、自ずと信頼される組織となっていきます。そのためにも、改めてメンバーが一丸となって拡大活動を行うことが重要です

3.郷土愛がまちを活性化させる

昔は、近所のつながりも強く、地域でお互いを助け合いながら生活していました。しかし、今では、隣近所に住む人たちの顔も分からない中で生活している事も少なくありません。このことは、郷土愛の欠如から生まれるものであると考えます。まちの活性化は、そこに住み暮らす人々がまちを愛し、利他の精神をもって生活してくことが重要な要素となります。そのためにも、私たちがリーダーシップを発揮し、市民意識を変革させ、郷土愛の醸成に努めていかなければなりません。

そして、国や行政に頼るだけではなく、市民、地域団体、行政がそれぞれの立場においての長所を生かしながら連携してまちづくりを行っていくことが必要です。青年会議所は、まちを牽引していく団体として橋渡しとなり、3者を巻き込み事業を構築していかなければなりません

4.大人が変われば子供も変わる

夢を持たない子供が増えていると言われますが、夢を持つためには「希望」が必要です。希望の無い世の中に子供たちが夢を持てるとは思いません。その希望の無い世の中を作っているのは、私たち大人ではないでしょうか。子供たちは大人の背中を見て育ちます。私たちが希望をもち未来に向けて行動することで、子供たちも自然と希望を持ち、そして夢を持ちます。また、子供達が国やこのまちを愛する心を醸成することも必要です。その心からは、利他の精神が生まれてきます。

今は、未来で活躍する子供たちからの借り物です。子供たちと一緒に成長し、過去から受け継いできた土台の上に未来へ向けて一つずつ積み重ねていくことが私たちの責任です

5.私たちから素晴らしいリーダーに

近年、会員数の減少や在籍年数の短期化に伴い、先輩方が築き上げた歴史や運動論が伝わりきれずに卒業を迎えることが増えつつあります。入会の浅いメンバーを中心に運動論や魅力を伝えることが組織運営の円滑化につながり、また、地域で活躍するリーダーの育成へとつながります。青年会議所は、社会人としての道場です。今一度、青年会議所の運動論をLOM内に浸透させ、自らの意識変革と成長を促し、利己から利他への精神を養ってまいります

6.円滑な総務運営が組織力強化になる

公益社団法人となり5年目になります。この法人格は、現社会の中において信用の証でもあります。維持をしていくためにも公益性をもった財務運営や迅速な情報公開を行い、内部規範を含めた法令順守を行ってまいります。総務運営は、組織力の根底であり、この土台を強固にすることが、組織の発展につながります。

また、内部運営に限らず、渉外にも力を入れ、外部からの学びを得る機会を通じて、更に磨き上げた組織にしていくことで未来へつながる力強い組織と変化していきます

7.知られなければ存在していないのと一緒

今まで以上に力を入れていきたいことは「広報」です。各事業において発信するのではなく、組織全体としてJC運動を発信していくシステムを構築してまいります。現在では、デジタル的な広報もSNSを利用して発信するなど様々な手法がとられています。JC運動は、市民意識変革運動です。意識変革を促すためにも、様々な手法で発信し、多くの人々に青年会議所の存在を認識してもらい、私たちの運動に少しでも興味を持ってもらうことが重要です

8.結びに

私は2009年に海老名青年会議所に入会しました。当初3年程は、積極的に参加することも少なく、自分の立ち位置を守ることしかしてきませんでした。2013年に初めて委員長になった時に、他のメンバーに対する責任の重さを痛感し、以後、積極的に参加するようになっていきました。思えば2013年以降は、自分の器以上の事を経験させていただいています。

考え方が大きく変化しました。これは、日常の生活や仕事だけでは得られない経験を青年会議所でさせて頂いたことにより、自分の価値観が拡がり、相手の価値観を認めることが出来るようになったからだと思います。私の考える人の成長は、「見えなかったことが見えるようになること」だと思います。そのためには、時には他の人から伝えられる「理不尽だ」とも思えることを素直に受け入れることで新たな視野が広がっていきます。そんな経験を、この数年は多くさせて頂きました。

折角、入会した青年会議所だから、「無茶はするな、無理はしよう」を合言葉に地域のためになることを通じて、自己の成長につなげていきましょう。全ては、未来のために・・・

以上

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